セルライトとは
最近よく耳にするようになった『セルライト』。
お尻や太ももなどの皮膚の表面が凸凹としている状態です。
肥大化した脂肪のまわりに老廃物が溜まり大きな塊となってしまったもので血行不良や脂肪の代謝不良が原因です。
むくみや冷え性、水太りの元ともなります。
体重を落とすだけのダイエットではセルライトを解消するのは難しく、また単なる肥満と違い痩せた人にもセルライトはみられます。
スキントニックなら痛み無くセルライトを除去できます。
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セルライトといわれても、何のことだかピンとこない人も多いと思いますが、
欧米諸国でセルライトといえば、女性にとって最大の敵、最も考えたくないものの一つと言われています。
『セルライトとは、脂肪細胞が血管から離れた状態、つまり局部的な循環障害でその部分の体温を低下させます。』
通常、脂肪細胞は血管に隣接し、血液が運ぶ中性脂肪や糖を取り込みエネルギーとして蓄えます。
セルライトとは、脂肪細胞が血管から離れて浮遊し更に 溜まった老廃物が付着。
徐々に巨大化しボコボコになった状態をいい、この時脂肪層も厚くなっています。
セルライトの原因として取り上げられるのが、冷え症やむくみといった循環障害です。
冷え症 ⇒ 血管と細胞の水分調節に支障をきたし、脂肪細胞を浮遊させ易くします。
むくみ ⇒ リンパが滞り体内の不要な水分や老廃物を排出出来ない状態をいいます。
この老廃物が付着しセルライトとなります。
セルライトが女性におこりやすい原因には、男女の皮下結合組織の違いがあります。
男性の場合、脂肪細胞を支える皮下結合組織がクロスした状態なので脂肪細胞が表面に出にくいのですが
女性の場合、クロスしていないため脂肪細胞が表面に向かって出やすい上に、皮膚も男性より薄いため、セルライトが目立ちやすいのです。
また女性ホルモンも毛細血管をいためてしまう原因となるため、脂肪や老廃物が溜まりやすいといえるでしょう。
セルライトに溜まった脂肪や老廃物は、食事や運動だけでは代謝されないので、
一度セルライトができてしまうと、運動をしようと食事制限をしようとなかなかこれを消し去ることはできません。
実際エクササイズを毎日欠かさずしている人でも、セルライトはできてしまいますしやせている人でもセルライトはできます。
セルライトを取り除くには、上記原因に対し根本的に働きかけなければなりません。
セルライトは早い人で20歳過ぎから、遅い人でも30歳を過ぎたころから主に大腿部のサイドから後ろにかけて現れます。
「体内で脂肪分解力のある人はできにくい」「皮膚に弾力がない人にできやすい」などともいわれています。
セルライトがもっともできやすい条件として
『20代の後半で脂肪を分解する能力が衰えてから体重が増えた場合』
『妊娠、出産による体重の大きな変動』 などがあげられます。
リンパとは
リンパとはリンパ管を流れる組織液です。
身体の約70％を水分（血液含む）が占めていますが、リンパ液はリンパ管を通って体内を循環しています。
リンパの働きとは主に排泄機能と免疫機能です。
同じような働きをするものに腎臓や肝臓があげられますが、リンパ管は皮膚全体に網の目のように広がり、
静脈に取り込まれなかった余分な老廃物や細菌をリンパ液に取り込み汗や尿などといった様々な形で排泄していきます。
その際小リンパ節とよばれる主要部分を中継しながら大リンパ節へと流れていきます。
病気などでリンパが腫れるのは、このリンパ節で細菌や異物を食い止めようとするからです。
ですからリンパの働きが正常でないと免疫機能が低下して様々な病気にかかりやすくなります。
また、様々な機能が低下するため慢性的な体調不良、不定愁訴を感じやすくなります。
美容面では余分な水分や老廃物が蓄積されセルライト、むくみや冷えといったトラブルを引き起こします。
リンパは美容ではではなく、人間の身体を健康的に保つためになくてはならない組織なのです。
